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☆海まめち④☆

 今回はダイバーの中では大人気の「ハリセンボン」について考察してみましょう。

 ハリセンボンはフグ目・ハリセンボン科に分類されるフグの仲間です。

 ハリセンボンは漢字で「針千本」。字のごとく針が千本有りそうな感じから「ハリセンボン」と名付けられたそうな。そう、「千本有りそうな感じ」というところが気になりますよね。そうなんです、有りそうな感じなだけで、実は無いんです。千本どころか全く足りない、個体にもよりますが350~400本程しか無いんです。しかも針ではなく厳密にはウロコ。響きが良かったから「ハリセンボン」にしたんですね、アリなんですね(笑)

 ハリセンボンは普段から膨れて泳いでる訳ではなく、通常針は体に沿って寝かせている状態です。膨らむ理由は外敵への威嚇。海水を大量に体へ取り込み体を膨らませています。体が膨らむと寝ていた針が立ちトゲトゲになる訳ですね。外敵もこの状態を捕食しようとは思わないみたいで捕食されないそうな。トゲトゲになっていても稀に大型の魚には丸飲みされることもあるそうです。その他の特徴として上アゴと下アゴに頑丈な歯が1本ずつ有り、硬い殻を持つ蟹や貝などの甲殻類も嚙み砕いて食べてしまうとか。噛みつかれないように気を付けましょう(汗)

 フグと言えば「毒」のイメージもあるかと思いますが、ハリセンボンは無毒の魚でトゲにも毒は無いので触っても少々痛いと感じる程度で毒に対する危険性はありません。身にも毒は無いので食べても問題はありません。沖縄では郷土料理として取り扱っている居酒屋さんもあります。

 ダイバーの方は「ハリセンボンを3回膨らませたらハリセンボンが死んでしまう」という噂を耳にしたことがあるかもですが、あれはあくまでも噂です。海水を大量に体に取り込み膨らむという構造上、連続で3回程膨らませると酸素を摂取し過ぎて疲れ果て、それ以降は膨らまなくなり元気がなくなるのでそういった噂が広まったのではないでしょうか。これはハリセンボンに限らずフグの特徴の一つなのでむやみに膨らませないようにしてあげましょう。あくまでもダイバーは観賞専門ですからね。

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